アームレスリング(腕相撲)には前腕筋群・上腕筋群以外にも重要な筋肉があり、それは肩甲骨と上腕骨をつないでいる回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)=ローテーターカフです。
ローテーターカフ(回旋筋腱板)を構成する筋肉
ローテーターカフは四つの筋肉から構成されており、それは以下のとおりです。
肩甲骨前面
肩甲下筋:肩関節の内旋・水平屈曲
肩甲骨後面
棘下筋:肩関節の外旋・外転・内転
棘上筋:肩関節の外転
小円筋:肩関節の外旋・内転
アームレスリングに重要な筋肉
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これらの中でも、アームレスリング(腕相撲)で重要な腕の体幹への固定に必要なのは、肩関節の内旋作用を持つ肩甲下筋と、その拮抗筋である棘下筋です。
いくら、上腕筋群が強くても、この二つの筋肉が弱いと肩関節はブレてしまいます。また、関節基点で数mmのブレは、先端(肘や指先)では数cmのブレとなってしまいます。
アームレスリングの初動において、数cmも先端がブレてしまうと、まず勝つことはできません。
肩甲下筋の鍛え方
インターナルローテーション
肩甲下筋にもっとも有効とされるトレーニングが、動画のようなトレーニングチューブを用いたインターナルローテーションと呼ばれる種目です。
地味な種目ですが、ローテーターカフはインナーマッスルですので、通常のウエイトトレーニングと違い、軽い負荷で高反復回数で実施する必要があります。また、表層の大きな筋肉(三角筋や大胸筋)を動かさないように注意することも非常に重要です。
棘下筋の鍛え方
エクスターナルローテーション
また、肩関節の固定は前と後ろから挟むような筋力が必要ですので、肩甲下筋だけでなく拮抗筋の棘下筋も鍛えていくことが大切です。
そのために効果的な種目が、動画のようなエクスターナールローテーションです。
ローテーターカフ筋トレに有効なトレーニングチューブ
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiEBY1VZj7tL0Zn_hGihbp6YA1gyj5CsbpcPViaDZpKNjSYwQt1O-hSgbZT2pM0nZy2CetvFtMJ-SQUBtdgJeH9UScTkrXSeH8Tyyi6kW56y2dhmqlzZ3vdk_GYwd6X-rBqtae_5iED34s/w640-h360/image.png)
当代理店では、品質を確認したトレーニングチューブを仲介業者を通さず、生産国から直接仕入れることにより、リーズナブルな価格で提供しています。
生産しているのは大手アウトドアグッズメーカーのMYDAYS co.,Ltd.で、事前にサンプルを輸入して当代理店でその品質を確認しています。
5本の強度の異なるチューブがセットになっており、全てセットすると約45kgと、ローテーッターカフ以外の自宅トレーニングには十分な負荷になります。