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【腕相撲のコツとテクニック】一撃で技を決める3つの秘策と鍛え方を元日本代表が解説



腕相撲が強くなる方法…勝ち方=コツ、技、テクニック、弱くても勝てる必勝法…腕相撲の鍛え方=筋トレ、メニュー、道具などに興味があるのが男というものですね。そして、アームレスリングの知識・技術があれば、素人の腕相撲で負けることはまずありません。そんな、要望に応えようと、アームレスリング技術を応用した、腕相撲の勝ち方=3つの秘策をご紹介します。

本記事では、基本的に、素人同士の腕相撲で勝つ方法=トップロール=吊り手のテクニックを中心にまとめました。

「腕相撲に勝ちたい!」という強い思いを持つ方に、腕相撲を公式競技にしたアームレスリングの元日本代表で現日本アームレスリング連盟審判長の筆者が、そのテクニック・秘策を解説していきます。

この記事をきっかけに、アームレスリング競技のさらなる普及・発展も期待したいと思います。

なお、国際競技としてのアームレスリングは世界規格公式公認台を用い、国際ルールによって行う必要がありますが、本記事ではあくまでも一般的な腕相撲・アームレスリングに関して記載しています。

参照にした記事

腕相撲のコツと使う筋肉・握力の筋トレ|技(吊り手・噛み手)ごとの握り方と構え方



【腕相撲の勝ち方】そのコツや鍛え方

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アームレスリングのテクニックを使えば簡単に腕相撲に勝てる

腕相撲に負けると、男としては非常に悔しいですよね。特に、筋トレをして身体を鍛えているような人なら、その悔しさはなおさらでしょう。筆者も、アームレスリング競技をはじめたきっかけは、そんな悔しい思いでした。

高校生・大学生と筋トレをして、かなり力には自身があり、実際、素人同士の腕相撲ではあまり負けることはありませんでした。しかし、ある日、特に身体を鍛えているわけではない人に負けてしまい、大変悔しい思いをしました。

そこで、三重県アームレスリング連盟の門戸を叩き、アームレスリングに打ち込むようになりました。実際、アームレスリングを教わり、その技術や考え方を知ると、きっかけとなった相手に負けたのは当然だと理解できました。筆者の素人時代にやっていた力の使い方は極めて非合理的で、持っている力の半分も使えていなかったのです。

アームレスリング(腕相撲)は、「対人競技」です。ウエイトを扱うように「自分が力を入れやすい」ようにするのではなく、「相手が力を入れにくい」ようにするのが大切なのです。そんな、「相手が力を入れにくい」状況に追い込み、自分より力の強い相手でも倒せてしまうテクニックが「トップロール」=「つり手」という技・必勝法なのです。



この動画は、筋骨隆々としたボディビルダーと中量級のアームレスラーとのエキシビションマッチの様子です。

筋力は筋量に比例しますので、力では圧倒的にボディビルダーが勝っていますが、アームレスラーは涼しい顔で受け流しています。

これは、力ではなく技(トップロール)を相手にかけ、相手の力が全く出ない状態にしているのです。

これまで書かなかった必勝のテクニックを追記

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これまで、いくつかのメディアで腕相撲の勝ち方に関する記事も執筆してきましたが、今回、本記事を書いているのは、それら既存の記事を執筆した時点では、まだ、現役選手だった筆者ですので、「秘策」は記述していませんでした。しかし、今回、現役引退をし、そこではあえて書かなかった必勝法=トップロールを一撃で決めるための三つのポイント・テクニックを……腕相撲に勝てなくて悔しい思いをしている人の役に立てば……と考えたのです。

腕相撲のルールとは?



日本アームレスリング連盟審判長の筆者がよく受ける質問が「腕相撲のルールとは?」というものですが、そもそも腕相撲は公式競技ではないので、全国共通のルールは存在しません。

ただし、次のような決まりがだいたいの腕相撲のルールになります。

①お互いに不公平のないように、組んだ拳が両者の中間地点になるようにする。

②両者とも肩は入れずに構える。

③両者とも手首は真っ直ぐにする。

④「始め」の合図で力を入れる。

⑤肘は動かさない。

⑥手の甲がテーブルについたら負け。

なお、公式競技のアームレスリングでは、⑤と⑥が違っており、エルボーパッドの上は自由に肘を動かせ、高さ10cmのタッチパッドが勝敗ラインになります。

なお、世界共通の世界アームレスリング連盟の公式競技ルールを翻訳したものが下記の記事です。興味のある方はご参照ください。

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アームレスリングIFA公式ルールの競技に関わる部分を翻訳

まずはトップロール(吊り手)の基本を解説



まずは構え方が基本です。これができていないと、何をしてもトップロール全ての技が決まりません。



トップロールは肘を支点にして背中(力点)で引き、作用点で相手の指先を引き込む技です。ちょうど「釘抜き」のイメージです。

このテコの力を分散させずに使うためには「肘をできるだけヘソの近くに構える」というのが最大のポイントとなります。

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【腕相撲の肩の固定】効率的に勝つための技ごとの構え方(肘の位置)

次に、下に貼ったトップロール(つり手)の三つの動画をご覧ください。



まず一つ目は、当時中学生の筆者の息子が筋トレをして鍛えている20代男性をトップロールの一撃で倒す動画です。力の差が倍近くあっても、決まれば勝てる技がトップロールなのです。



次に、この動画は筆者のジムに所属する女子選手が、三重県選手権でトップロールを使って優勝した時の記録です。対戦相手には力に勝るボディービルやパワーリフティングの有名選手もいましたが、トップロールで全て勝利しました。トップロールという技の凄さが理解いただけると思います。



最後に筆者がトップロールの動きをわかりやすくスローで行った動画です。実際には、この数倍、一瞬で技を決めます。

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【アームレスリングのスタート】構え方と注意点の初心者向き解説

これまで執筆してきた記事では「後ろに引くのではなく」、「肘を支点にしたテコの力」でヘッドを立ち上げることで、「相手の指先を後ろに引く」と書きました。



もちろん、誤りではありませんが、これは初心者の人がテコの力を意識しやすいように極端に表現したもので、実際は上図のように「肩を落とし、テコの力を使ってヘッドを後方に立ち上げ、かつ若干リストをストロークする」というのが現実的に最効率のスタートになります。

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【腕相撲の三つの技】アームレスリングのトップロールとフックとサイドアタック

必勝法トップロールを決める三つのテクニック(手順)



ここまで述べてきたように、そのテクニックを知れば腕相撲の必勝法になるトップロール(つり手)ですが、それを最速で一撃で決めるためには、握りのやり取りで行う3つの手順がありますので、順に解説していきます。

なお、写真は2011年JAWA全日本マスターズ選手権本戦決勝(日本代表決定戦)でトップロールが決まり勝利したときのもので、これから述べる3つのテクニックが決まった瞬間のものです。

①握り方:人差し指で親指を手の平側に押し込む

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アームレスリング(腕相撲)において、勝敗の半分を決めると言っていいのが、「握り」です。ここで、自分の技が都合よく決めやすいように握らないといけません。

その、一つ目のポイントは「必ず自分の人差し指を親指にかぶせる」→「人差し指で親指の外側の腹を手の平側に押す込む」ということです。※親指の第一関節が外を向くように回るはずです。

一人でやってみてください。人差し指と親指で作る「輪」が丸く円のようになると正解です。これにより、自分の手の甲の厚みが増し、相手が握りにくくなり(指のかかりが浅くなる)、トップロールが決まりやすくなります。

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【腕相撲のコツと握り方】吊り手と噛み手の技ごとに指の使い方も解説

②スタート直前:自分は握らず相手に握らせる

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スタートの直前は刹那、手の力を抜きます。相手が素人であればあるほど、力を入れようと手を握りこみます。トップロールは、その握りこんだ相手の指先を攻撃する技です。自分は握らず、相手が力を入れている指先を軽く引っ張りスタートを待ちます。相手の指先を注視し、そこを攻撃するという意識を集中しましょう。

ちなみに、なぜ、自分が握らないかと言うと、次のスタート直後の動作が遅くなるからです。

③スタート直後:数ミリ指を抜く

スタートの直後、最優先することは、相手の指先をつかまえることではありません。②がうまくいっていれば、すでにつかまえています。ですので、さらに有利になるように、指を数ミリ抜いて決定的に有利な場所をとります。

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当然、自分の親指と人差し指で、相手の親指を握っていると思いますが、それを相手の親指沿いに数ミリ抜くのです。これにより、自分の手は上にのぼり、相手の手首は下向きに曲がります。そして、そのまま肘を視点に身体を斜め前下方に落とし、てこの原理で相手の指先を引き伸ばします。

そして、刹那に数ミリ指を抜いた後は、相手の手をがっちりとつかみ、相手の手を引き伸ばしながら回転運動でひねり倒します。

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【腕相撲の引く力】アームレスリングの技によって背中またはテコの原理を使う

トップロール(吊り手)を使うために鍛える部位

最優先で鍛えるべき部位はヘッド

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この技を使うために、鍛える場所が一つあります。それがヘッドです。もちろん、腕全体をはじめ、全身的に鍛えないとアームレスリング競技では勝てませんが、素人同士の腕相撲であれば、上の三つの手順とヘッドの強ささえあれば、ほぼ勝てます。

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腕相撲の吊り手|アームレスリングのトップロールのやり方と軌道

ヘッドを鍛えるのに最適なリストハンマー

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ヘッドを鍛えるために必要な器具がヘッドハンマー(バーチカルバー)です。鍛え方のコツは、30回以上できる軽めの重量設定で、とにかく限界まで反復するということです。目安としては、一日おきに3セット程度行なうとよいでしょう。


輸入第一便売り切れのため、第二便の予約販売中25mmプレートを差し込み前腕をトレーニングするための器具です。ヘッドを立てる力のほか、回内回旋力や回外回旋力を鍛えることができます。スチール製さまざまな握り方で鍛えられるように、グリップボール&メガグリップ(定価2000円相当)をサービスでセットにしました。※プレートは付属
 

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【腕相撲に必要な手首の強さ】アームレスリングの技ごとに使い方や鍛え方は異なる

一般的な腕相撲にも最適なトレーニング器具


図のように机にテーブルプーリーを取り付け、その先にハンドグリップを装着することで腕相撲の実戦に極めて近い感覚でトレーニングが可能です。

まや、このほかに以下のようなアームレスリング専用器具があります。

MazurenkoEquipment
ウルトラグリップはアームレスリング元世界チャンピオンのイゴール・マジョレンコ氏(現世界連盟会長)が考案開発したリスト力を鍛えるための前腕トレーニング器具(ケーブルアタッチメント)です。 従来型のハンドローラーと違い、ハンドルの軸がローラーの中心からずれている偏心ローラーになっており、指先からのリスト力が強化できます。
回内回旋(プロネーション)・回外回旋(スピネーション)・橈屈(ラディアルフレクション)といったアームレスリングに必須の前腕力を集中的かつ効率的に鍛えるために特化したハンドルです。PALやZlotyClubなどの世界トップクラスアームレスラーによって試験・開発が行われ、アームレスリングの実戦に最適になるようデザインされて
ストラップローラーはアームレスリング元世界チャンピオンのイゴール・マジョレンコ氏(現世界連盟会長)が考案開発した、内回転・外回転を加えながらリストのストローク力を鍛えるための前腕トレーニング器具(ケーブルアタッチメント)です。 ストラップが手の甲を固定する構造のため、ローラーを強く握る必要がなく、手の平の面でストローク
フックハンドルはアームレスリング元世界チャンピオンのデボン・ララット選手が考案開発したリスト力を鍛えるための前腕トレーニング器具(ケーブルアタッチメント)で、小指側のリスト力を集中的に鍛えられます。 このため、海外ではデボンララットハンドルとも呼ばれています。腕相撲・アームレスリングのみならず、リストのストローク力を要
トップロールハンドルはアームレスリング元世界チャンピオンのイゴール・マジョレンコ氏(現世界連盟会長)が考案開発したリスト力を鍛えるための前腕トレーニング器具(ケーブルアタッチメント)で、親指側のリスト力を集中的に鍛えられます。 アームレスリングプロリーグPALの公式Facebookページでも有効性が言及されています。腕

EzrealArmwrestlingClub
EZREAL製のハイタイプテーブルプーリーです。クランプとエルボーパット穴で止める構造で、エルボーパットアジャスターは調整が可能なため、既存の各メーカー製アームレスリング台に取付け可能です。最終滑車の高さが7段階で調節可能なため、ハイプーリーとしてはもちろん、ロープーリーとしても使用可能です。アームレスリング専用に設計
リストマックスタイプの最新型ハンドルで、従来の各社各タイプと違い、親指が折り込めるため「より実際の握りに近い」状態でストロークトレーニングが可能です。専用ベースハンドルに取り付けて使用するのが最適ですが、スリットにストラップを通して使用することもできます。※隙間ができますがMazurenkoハンドルにも取り付け可能です
回内・回外・橈屈といったアームレスリングに重要な手首の回旋力・屈曲力を集中的に鍛えるためのハンドルです。本製品は国際的に非常に人気の高い「アームシャーク」と呼ばれる製品で、あまりの人気ゆえにコピー商品が出回っていますが、本製品は正規メーカーから正規輸入した正真正銘のアームシャークの本物です。※生産ロットによってはグリッ

ONIARM【鬼腕】JAPAN
プロネーションハンドル(アームシャーク)の高荷重・高耐久な304フルステンレスバージョンです。本製品は304ステンレス製の高荷重・高耐久タイプで、生産工場と直接販売提携をしているため、国際的な相場価格よりも大幅にリーズナブルに提供できています。本ブランド向けに特別に日本品質仕上げを行っています。【304ステンレスとは】
フックハンドルの高荷重ステンレスバージョンです。巻取部分もチェーン製のため耐久性に優れています。本製品は304ステンレス製の高荷重・高耐久タイプで、生産工場と直接販売提携をしているため、国際的な相場価格よりも大幅にリーズナブルに提供できています。本ブランド向けに特別に日本品質仕上げを行っています。【304ステンレスとは
ピンチングハンドルの高耐久304フルステンレスバージョンです。本製品は304ステンレス製の高荷重・高耐久タイプで、生産工場と直接販売提携をしているため、国際的な相場価格よりも大幅にリーズナブルに提供できています。本ブランド向けに特別に日本品質仕上げを行っています。【304ステンレスとは】正式名称SUS304は、鉄とクロ
リストバーの高耐久304フルステンレスバージョンです。本製品は304ステンレス製の高荷重・高耐久タイプで、生産工場と直接販売提携をしているため、国際的な相場価格よりも大幅にリーズナブルに提供できています。本ブランド向けに特別に日本品質仕上げを行っています。【304ステンレスとは】正式名称SUS304は、鉄とクロム(Cr

ArmShark
ArmShark社製の話題の新商品「リストモンスター」です。同社製品は生産数が非常に少なく、数個のみ入手・輸入手続きをした希少品です。アメリカ合衆国製品のため、やや高価ですが品質も高品質です。
ArmShark社製の話題の新商品「リストカーラー」です。同社製品は生産数が非常に少なく、数個のみ入手・輸入手続きをした希少品です。アメリカ合衆国製品のため、類似商品の中東アジア製品より高価ですが品質も高品質です。商品にはグレーとブルーがあり色は選べません。
ArmShark社製の鉄板人気商品「エセントリックハンドル」です。ストラップが1本のため手首~手の甲の固定力が高いのが特徴です。また、指を置く部分が直線になっているのも特徴的な構造です。同社製品は生産数が非常に少なく、数個のみ入手・輸入手続きをした希少品です。アメリカ合衆国製品のため、やや高価ですが品質も高品質です。

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【アームレスリングのトレーニング器具】技別に適切な使い方と鍛え方

【アームレスリングのトレーニング法】フック・トップロールの技別の鍛え方をアームレスラーが解説

アームレスリング専用のケーブルマシンアタッチメント紹介

クラッシュ|ピンチ|ホールド|三種類の握力を鍛える

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腕相撲・アームレスリングにおいて、相手とのコンタクトがある部分は手です。当然、手の攻防に必要な握力は重要な要素となりますが、握力にはクラッシュ力・ピンチ力・ホールド力の三種類があります。腕相撲・アームレスリングにおける各握力の役割は以下の通りです。

○クラッシュ力:リストをストロークしながら相手の手を裏向ける時に重要

○ピンチ力:相手の親指を掴んで離さずコントロールするために重要

○ホールド力:相手の引力に負けずに自分に有利な握りを維持するのに重要

握力養成のマストアイテム



スーパーグリッパー

腕相撲がさらに強くなる自宅でできる筋トレメニュー

体幹と上腕の連動・固定を優先して強化する



さらに腕相撲が強くなるために筋トレするとなると、どうしても腕を鍛えるカールなどを考えてしまいますが、それは正解ではありますん。もちろん、カールも必要ですが、アームレスリングの技術、なかでもトップロールのテクニックを腕相撲で活かすためには、全身の力をヘッドに伝える必要があります。

そこで重要なのが、いかに上腕を体幹に固定するかということです。

上にリンクしてきた記事にも記述しましたが、上腕の固定は大胸筋で腕を引き寄せ、背筋で固定します。そして、この力を強くするためには、「大胸筋+上腕」、「背筋+上腕」といった種類の筋トレをする必要があります。

また、急がば回れで体幹トレーニングにより体幹の筋肉を強くする(もちろん、胸筋や背筋や上腕の筋トレを優先的に行いつつ)のも、腕相撲で勝つためには重要な要素です。

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【腕相撲に必要な筋肉部位】優先順とそれぞれの筋トレ方法を解説

体幹と上腕の固定をする筋肉を強化する

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なお、より実践的に腕相撲が強くなりたければ、肩甲骨と上腕骨をつなぐローテーターカフと呼ばれるインナーマッスルと三角筋、上腕の筋肉で唯一体幹と接合している上腕三頭筋長頭、そして、肘関節の固定に重要な上腕筋を鍛えるのも最優先です。

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アームレスリング(腕相撲)にローテーターカフ(回旋筋腱板)が重要な理由

攻撃の筋肉と防御の筋肉を鍛える自重トレーニング

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腕相撲はあくまで「対人の勝負」です。このため、自分が攻撃するシチュエーションもあれば、相手が攻撃する=自分が防御するシチュエーションもあります。

ですので、腕相撲に勝つための鍛え方は、「攻撃」と「防御」の二面から考えなければいけません。

トップロールで考えた場合、その攻防に使われる筋肉を大きく分けると「攻撃」=「僧帽筋」「広背筋」「上腕二頭筋」、「防御」=「大胸筋」「三角筋」「上腕三頭筋」「上腕筋」となり、「攻防の両方に必要」な筋肉が前腕筋群になります。

そして、その自宅でできる代表的なトレーニング種目が「腕立て伏せ」と「懸垂」です。以下に、腕立て伏せと懸垂の正しいやり方、種類によっての鍛えられる部位の違いなどを詳しく解説していますので、ご参照ください。

懸垂の正しいやり方とフォームのポイント|背筋に効果のある筋トレ


※懸垂で鍛えられる背筋群と上腕二頭筋は「攻撃の筋肉」と言えます。また、同時に鍛えられる上腕筋は防御に重要な筋肉です。


腕立て伏せの正しいやり方とフォームのポイント|大胸筋に効果のある筋トレ

※腕立て伏せで鍛える大胸筋と三角筋と上腕三頭筋は「防御の筋肉」と言えます。

 

上の動画は、筆者のジムに所属していたU21(21歳以下の部)で全日本チャンピオンになった選手が非常に強度の高い特殊な懸垂トレーニングをしている様子です。こちらもご参照ください。

トップロール強化に最適な懸垂と腕立て伏せのやり方

トップロールに限定して考えた場合、トップロールは腕の外側つまり上腕三頭筋+上腕筋というラインで防御の壁(サイドプレッシャー)を作り、背中つまり広背筋+僧帽筋で攻撃をかける技なので、腕立て伏せや懸垂も最適な種目が限定されます。

腕立て伏せは腕の外側を鍛えられる「ワイドグリップ腕立て伏せ」が最適となり、懸垂は上腕筋と僧帽筋に効果の高い「パラレル懸垂」が最適となります。

懸垂を実戦的にするアイテム



懸垂用グリップボール

懸垂をより腕相撲の実戦に近い状態にできるのが、こちらのような懸垂用グリップボールです。


トップロールが強くなるダンベル筋トレ

僧帽筋+広背筋のダンベルでの鍛え方



トップロール強化に最適な背筋の筋トレがダンベルローイングです。ポイントは、前を見て胸を張り動作をすることで、重量の目安としては10回程度で限界がくる重めの設定が有効です。

上腕二頭筋+上腕筋のダンベルでの鍛え方



この二つの筋肉がトップロールの攻防の要となります。これらを同時に、かつ実戦的なポジションで鍛えられるのがダンベルハンマーカールです。重量の設定は10回程度で限界がくる重さが最適でさす。

大胸筋+上腕三頭筋のダンベルでの鍛え方



トップロールに限定した場合、プレス系のダンベルトレーニングはダンベルトライセプスプレス一種目で問題ありません。実戦的な大胸筋と上腕三頭筋のポジション(腕を閉じた位置)で鍛えられます。目安はこれまで同様に10回セットが最適です。

ダンベルを実戦的にするアイテム



シャフトグリップボール



シャフトメガグリップ

ダンベルシャフトにこのような径を太くする特殊なグリップを装着すると、より腕相撲の実戦に近い状態でトレーニングを行うことができます。

トップロール強化の三大筋トレとそのポイント

懸垂・ハンマーカール・リストハンマーのコアポイント

腕相撲を強くするための筋トレメニューのなかにも、これだけは、というトップロール強化に確実に有効な三大筋トレがあります。それが、懸垂、ハンマーカール、リストハンマーです。そして、それぞれに秘策と呼べる非常にコアなポイントがありますので、その注意点を解説します。

懸垂はサムレスグリップで

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懸垂をするときは、この画像のように親指を他の四本の指と揃えるサムレスグリップが最適です。このグリップだと懸垂バーを握りしめなくなるので、より直接的に背筋や上腕を鍛えることが可能です。

なお、最近は自宅のドアに取り付ける簡易懸垂装置などもあり便利です。

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本格的に自宅筋トレを始めるならば、まず揃えたいのが懸垂ラック・装置です。懸垂だけでなく腕立て伏せ・ディップス・腹筋など、一通りの自重トレーニングができるチンニングラックから簡易的にドア部分に取り付けるものまで、さまざまなタイプがあります。

ハンマーカールはバーを握らずに

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ハンマーカールを行うときは、この写真のようにバーを握らずに親指と人差し指の上にプレートを乗せるように保持するのが最適です。これにより、さらにストリクトに上腕筋や上腕二頭筋を鍛えることができます。また、アームブラスターと呼ばれる補助器具を使うとさらに有効です。



アームブラスター

リストハンマーは人差し指を上手く使う

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リストハンマーをするときは、この写真のように人差し指をシャフトに引っ掛けるように保持するのが最適です。これにより、限界までシャフトを離さずに鍛えることが可能になります。

フックとサイドアタック

本記事では、トップロール(吊り手)のコツについて解説してきましたが、その他のアームレスリングのテクニックについても簡単に解説しておきます。

フック(かみ手)のテクニック



トップロール(吊り手)とならび盛んな技がフック(かみ手)です。一般的な腕相撲の感覚に近く、手首を巻き込んで相手を倒す技になり、トップロールよりも力技と言えるでしょう。

ただし、完全に力だけで倒すわけではありません。スタート直後に力ではなく、自分の指先を相手の手の甲の上を滑らせるように送り込むようなストロークを使い、自分だけが深く手首を巻き込んだ状態を作ります。

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腕相撲の噛み手|アームレスリングのフックのやり方と軌道

アームレスリング基本トレーニング器具



ウルトラグリップ

フック専用のトレーニング器具



フックハンドル

世界王者考案アイテム

サイドアタック(横倒し)



サイドアタック(横倒し)は感覚的にはトップロールに近い技ですが、トップロールがスタートやや後ろに引くのに対して、スタート直後に肘ごと腕全体を横に滑らせつつ手首をストロークし、体幹を横に曲げて、はたくように一瞬で相手を倒す技です。

単純ですがトップロールに必要な引く力に加え、フックに必要な大胸筋・三角筋の腕を固める力(サイドプレッシャー)も強くなければいけないので、アームレスリング・腕相撲むけにしっかりと鍛えた上級者の技になります。

サイドアタックに適したトレーニング器具



ストラップローラー



ストロークグリップ



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【アームレスリングのトレーニング器具】技別に適切な使い方と鍛え方

【アームレスリングのトレーニング法】フック・トップロールの技別の鍛え方をアームレスラーが解説

アームレスリング専用のケーブルマシンアタッチメント紹介

さらに詳しい腕相撲筋トレ

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本記事が読者の皆様にご好評をいただいており、「技別にもっと詳しい鍛え方が知りたい」とお問い合わせをいただくこともすくなくありません。そこで、トップロール・フックの技別に、実際にトップレベルのアームレスリング選手が行っている特殊な筋トレ方法などについて新たに解説記事を執筆しました。非常に実戦的な内容となっていますので、是非ご活用ください。

▼最新の腕相撲筋トレ記事

【腕相撲が強くなる筋トレ】トップロール(吊り)・フック(噛み)それぞれに重要な筋肉の鍛え方

引く筋トレのマストアイテム

腕相撲にもっとも大切な筋力トレーニングは、やはり「引く動作の筋トレ」です。

そして、引く動作の筋トレでよくある問題が「手が先に疲れて背中を追い込めない」というものです。特にトレーニング初心者に起こる問題です。

この問題を解決するために、ざまざまなトレーニンググッズが考案されていますが、実際に当代理店で取り扱っている製品をご紹介します。

リストストラップ



引く動作の筋トレのもっともスタンダードな補助アイテムがリストストラップです。輪を手首に通し、ストラップ部分をシャフトやバーに巻きつけて使用します。当代理店のオリジナルリストストラップは、北米に大きなシェアを持つV-TRUST社製のリーズナブルな高品質製品で、手首の擦れを防ぐウレタンパッドが装備されているのが特徴です。

また、このほかにも各種ストラップ類を取り揃えています。
北米に大きなシェアを持つ海外トレーニング用品メーカー「V-TRURT」社製のリストストラップです。しなやかな生地素材のため手首への擦れが少なく、かつ伸びない特性を持つため、高重量のプル系トレーニングに対応しています。また、手首部分に擦れ防止のウレタンパッドを配置しているのが特徴です。生産工場から直接仕入れているため、高
北米に大きなシェアを持つLARA★STAR社製のクラシカルなリストストラップです。グリップ力に優れ、伸びや擦れの少ない綿素材(武道帯のような素材)でできています。また、通常のリストストラップよりも幅広い5cm幅のため、握りやすく安定性が高いのも魅力です。
北米に大きなシェアを持つLARA★STAR社製の円形(ゼロ型)リストストラップです。シャフトと手首に完全にストラップを通すため、握力がなくなりグリップアウトしてもダンベル・バーベルを落とすことがありません(限界まで追い込めます)。また、8の字型リストストラップに比べて構造が簡単なためリーズナブルに提供できています。手首

パワーグリップ各種



装着が簡単で、スムーズなトレーニングと握力の補助を両立するグッズがパワーグリップですが、当代理店では、リーズナブルなのに高品質なことで知られ、北米を中心に人気となっている新ブランド「LARA★STAR」の各種パワーグリップを取り扱っています。

ラバータイプ、ストラップタイプ、フックタイプの3種類があります。補助力の強さとしてはフック>ストラップ>ラバーです。
北米に大きなシェアを持つLARA★STAR社製のパワーグリップです。グリップ部分がラバー製のため布製のものよりシャフトやバーをより強くグリップできることが特徴です。仲介業者を通さず、生産工場から直接仕入れのため、同等品より1000円近くリーズナブルに提供できています。男女共用フリーサイズ品質確認輸入
北米に大きなシェアを持つLARA★STAR社製の金属フック式パワーグリップです。通常のパワーグリップと違い、シャフトやバーを握らなくても完全に握力を補助します。仲介業者を通さず、生産工場から直接仕入れのためリーズナブルに提供できています。フリーサイズ品質確認輸入
北米に大きなシェアを持つLARA★STAR社製のパワーグリップです。グリップ部分がストラップになっていることが特徴です。仲介業者を通さず、生産工場から直接仕入れのためリーズナブルに提供できています。フリーサイズ品質確認輸入

特殊ストラップ



完全に握力がなくなり、手が離れてしまってもバーベルやダンベルを落とすことのない、屈強な補助力が魅力の補助アイテムがループタイプのストラップです。

当代理店では、LARA★STAR製のダブルリストストラップとONI製の鬼エイトストラップを取り扱っており、どちらも高い人気を誇っています。
北米に大きなシェアを持つLARA★STAR社製のダブルタイプのリストストラップです。バーやシャフトを一周して手首にかけるため、手を離してもウエイトを落とすことがなく、また、握力が尽きてもオールアウトできます。仲介業者を通さず、生産工場から直接仕入れのためリーズナブルに提供できています。フリーサイズ品質確認輸入
【正規販売最安値】武器屋・GLFITグッズは、武器屋本店・楽天市場・Amazonショップなどと比較しても、当代理店メルカリショップが端数切り捨てのため国内最安値となっています。▼当代理店メルカリショップ【商品詳細】当代理店が㈱ONIより仕入れて販売している正規品です。8の字ループを手首とシャフトに通すため、セット終盤で

腕相撲に必要な握力の鍛え方

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トップロールに必要なピンチ力

腕相撲に握力が重要なことは当然ですが、握力に「クラッシュ力」「ホールド力」「ピンチ力」の三種類があり、腕相撲の技に合わせて必要な握力があることまではあまり知られていません。

握力計などで測定し、一般的に握力とされている「クラッシュ力」を使った握り方は、指先に圧力がかかってしまうため、腕相撲では逆にそこを力点として攻められるので不利になります。

トップロールは、簡単に言えば「相手の親指をコントロールする技」ですので、相手の親指を離さない「つまむ力」=「ピンチ力」が最重要となります。

ピンチ力を鍛える方法としてはウエイト(バーベルプレート)やブロックをつまんで保持するトレーニングが有効です。

この時に、指を曲げずまっすぐ伸ばしたまま保持を行うことがポイントです。

フックに必要なホールド力

フックに必要な握力は、相手の拳を包むように全体的にグリップする「ホールド力」です。

ホールド力を鍛えるためには、バーベル・ダンベルシャフトや懸垂バーにタオルやテーピングなどを巻きつけ、直径を太くした器具で筋トレを行う方法が最適です。

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【腕相撲に勝つ握力の鍛え方】まだ普通にハンドグリップを握ってるの?|ピンチ力が大事

指先から鍛える腕相撲専用アタッチメント



ウルトラグリップ

腕相撲が強くなる方法



腕相撲のコツと使う技ごとの筋トレ

腕相撲のテクニック|一撃で技を決める

腕相撲が強くなるために必要な筋肉部位

腕相撲のための筋力トレーニング一覧


方法別筋トレメニュー

自宅でのトレーニングのやり方
自重でのトレーニングのやり方
チューブトレーニングのやり方
ダンベルトレーニングのやり方

部位別筋トレメニュー

大胸筋のトレーニングのやり方
背筋群のトレーニングのやり方
三角筋のトレーニングのやり方
三頭筋のトレーニングのやり方
二頭筋のトレーニングのやり方
腹筋群のトレーニングのやり方
下半身のトレーニングのやり方

腕相撲の情報チャンネル


腕相撲・アームレスリングのテクニックやルールは年を追ってどんどん変化していきます。実際に試合に出る方などは、常に最新の情報を知っておくことも重要です。

下記のチャンネルはJAWA日本アームレスリング連盟でも最上級クラスであるA1レフリーが運営するチャンネルで、日本のアームレスリングの最名門チーム「鉄腕」の選手たちも多数出演しています。

Youtube・eizaburouチャンネル(チーム鉄腕)はこちら

強くなるには結局実戦練習が一番



今回は、腕相撲が強くなる方法をご紹介してきましたが、結論を言えば、腕相撲が強くなるための一番の近道は、結局はその道の専門家=アームレスラーと一緒に実戦練習を行い、直接技を教えてもらうことです。

日本アームレスリング連盟には全国に支部連盟・クラブチームがあります。

是非、お気軽に、ご連絡ください!

日本連盟お問い合わせ先

事務局:佐藤正人

住所:〒300-1216茨城県牛久市神谷6-36-8

電話:029-874-5364

FAX:029-842-5801

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